2014年06月24日

卒業193・夏見峠3ht-D,Fm:イカスミ柳

 『卒業193・夏見峠・3ht-D、Fm
  (西山讃歌)』
 6/4
2014/06/24創曲詞 
緑夏の原越えて峠の中林に
立つ一際目立つ赤い屋根の家の
風見鶏が見る 黄色い風
どこからそよ吹く潮の匂い
遠い昔の懐かし
忘れていたあの頃の思い出
奥に小さくある。
  
字のほうぼうで、腹を横に書く。:植柳靡風
かいきょうのそうきょうはよい日です。
そうきょうのよい自分です。
 
音 階 表  http://otoko.org/34htonkai.html
****
 風見鶏 黄風来たる 目を開き
 時を告げては 回りいなく
****
  秋残り市立美術館緑夏期展示
 『紅家』
  田尾 越す(田 興す)画良
 
***サメ  サメ サメ  サメ サメ  サメ サメ  サメ***

添付作文
  余は田を起こしていた。足に雑草がからむ、
 力強く、土をほり起こす。眼前の草木、緑々として、
 陽を仰ぎ見る。いくばくかの時間が過ぎ、休憩をとろうと
 木陰に涼を得た。額に流れる汗をタオルでぬぐう。
  心も休まる労働の一合間である。吹き来たる風のそよぎ、
 心地良きを感ず。
  少しすると、前が俄か暗くなった。山の中ほどより
 黄色い風がこちらへ向かっている。 山を越してきたので
 あろうか。段々大きくなり、潮の匂いもしてきた。
  その風の少し手前、余に大きく手を振る人がいる。
 余が田を起こしている時から、タオを越してきたので
 あろう。余が起こした田を越えて、余の前に姿を現した。
 
  余が言う。 『後ろに黄色い風がついてきているヨ。』
 後ろを振り返り、
 『君、知らずや、黄風、吾に随いて、
 タオを越す。我が眼前、田を起こす人有り。ここに
 至りて友を見る。タオの友』と、言う。
  若い人である。余にくれた一文である。
 田尾 麓の夏見峠の懐かしい一話である。
 
 余、注。峠のことをタオという。『撓』と書く。
 挿絵は、田起こしながらの、伝記作家(田 起 氏)である。   

『秋残り世界文学全集』 
 巻1--余は機械である--より 

posted by 秋残り at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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